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生成AI(人工知能)を会計に取り入れる動き

生成AI(人工知能)を会計に取り入れる動きがあるようです。

例えば、「米オープンAIの対話型AI「Chat(チャット)GPT」の機能を応用し、顧客の会計データをもとに財務に関するリポートをつくる。」事例(1)や、「三菱商事に生成AI(人工知能)システムを提供し、経理業務を効率化する実証実験を行った」事例(2)が紹介されていました。

いずれも成果は上々で、前者は「データの抽出から改善策の提示まで一連の業務を自動化し、ユーザーの経営効率を高める。」、後者は「もとの資料と目視で突き合わせたところ、情報の正解率は平均で97%となり」「有価証券報告書などの開示資料作成で必要となるデータの管理作業を軽減できる見通しだ。」とのことです。

この点、生成AI(人工知能)を会計に取り入れる動きは、会計プロフェッションにとって新たな機会(チャンス)だと思います。もとより微力ですが、一人でも多くの人に会計の世界に興味を持ってもらい、(縁があれば)会計プロフェッションとして力を発揮してもらえるよう引き続き精進する所存です。

(1)出典:2024年7月24日付日本経済新聞電子版マネーフォワード、生成AIで財務分析 ChatGPTと連携 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

(2)出典:2024年7月25日付日本経済新聞電子版PwC税理士法人、生成AIで経理業務支援 三菱商事向け - 日本経済新聞 (nikkei.com)