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「DIC川村記念美術館」へ足を運ぶ

先日のブログの後、思い立って、「DIC川村記念美術館」へ足を運びました。

行きは、東京駅から高速バスを利用しました。HPで「予約不可、定員に達した場合はご乗車いただけません」と書かれていたので、早目にバス停に着きました。それでも既に並んでいる人がおり、ほぼ満席での出発となりました。同美術館が「2025年1月下旬に休館する」影響は大きいと感じました(1)

東京駅から1時間強で到着した同美術館は、里山の地形を活かした約3万坪の緑豊かな庭園の中にありました(2)。そのコレクションは、①17世紀のレンブラントの肖像画、②モネやルノワールら印象派の絵画、③ピカソやシャガールなどの西洋近代美術、④20世紀前半のヨーロッパ美術、⑤20世紀後半のアメリカ美術と幅広く、私のような素人にも興味深いものばかりでした(3)。ガイドツアーなど来場者へのサポートも手厚く、素晴らしい時間を過ごすことができました。このタイミングで足を運んで良かったです。

作業員の方がやまびこ(Kioritz)の製品を使って仕事をされているのを見かけたこともあり、これからも変わりなく使ってもらえることを願いつつ帰路につきました(4)

写真は、1枚目が同美術館の外観、2枚目が(同美術館に)入ってすぐの様子(ここ以外、館内の撮影は原則禁止でした)、3枚目が茶室、4~6枚目は(同美術館の前に広がる)池、7枚目は散策路からの林、8枚目は広場のヘンリー・ムーア。9枚目はおまけです。

(1)実際、車内では、こんなに混んでいるのは初めてといった会話も聞かれた。なお併設するレストランでのランチも2週間先まで予約が入っていた(その代わりと言っては何だが、同美術館1階展示室の一角にある立礼式茶席で、お茶と和菓子を楽しんだ)。

(2)DIC総合研究所が隣接し、自然散策路も整備されている。

(3)個人的には、マン・レイの『だまし卵』も興味深かった。

(4)帰りは、送迎バスで京成佐倉駅まで出て、押上駅で田園都市線に乗り換えた。