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群馬県での電池工場新設

スバルとパナソニックホールディングス傘下の電池事業会社、パナソニックエナジーが、群馬県大泉町に車載用リチウムイオン電池工場を新設し、2028年度から生産を始める計画を発表したそうです。出典:2024年9月6日付日本経済新聞電子版SUBARU・パナソニック系が電池工場 群馬・大泉町長「最良の知らせ」 - 日本経済新聞 (nikkei.com) 

良く知られているように、近時、企業に対する株主還元の期待が高まっています。しかし還元にしか魅力がない企業は、おそらくsustainableではありません。一丁目一番地は、成長投資によって経済価値の源である利益とCFを伸ばすこと、そして地域の雇用確保(拡大)といった社会価値を創出することでしょうか。

このように考えると、群馬県への本社移転や工場新設の流れが続く状況は素晴らしいと思います(1)。(進出企業である)パナソニックエナジーと(受け入れ地域である)群馬県がwin-winの関係を築き、永く共存できるよう願っています。

(1)例えば、①2022年9月28日付「企業が群馬県を選択」、②2023年8月10日付「日本ミシュランの群馬県への本社移転が完了」。